ビーガン氏(左)と李本部長(コラージュ)=(聯合ニュース)
ビーガン氏(左)と李本部長(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の非核化や朝米(米朝)関係改善を巡る両国の協議がこう着状態に陥る中、米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が19日午後、訪韓する。

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 外交消息筋によると、ビーガン氏はこの日午後、仁川国際空港から韓国入りする。20日に6カ国協議の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と会談し、21日には非核化や南北関係、北朝鮮制裁問題などを調整する韓米作業部会(ワーキンググループ)の2回目の会合に出席する。

 作業部会には李本部長のほか、外交部、統一部、青瓦台(大統領府)の関係者らも出席する予定。26日に北朝鮮で予定されている鉄道・道路連結の着工式など、南北協力事業に対する対北朝鮮制裁の除外などを議論する見通し。

 また、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の年内訪韓が事実上、先送りとなった背景に対する認識を共有し、来年1~2月開催に向け調整が進められている2回目の朝米首脳会談など、非核化関連の動向に関する話し合いが行われるとみられる。

 作業部会は先月20日、米ワシントンで初会合が開かれた。今月7日にはテレビ会議システムを使った実務協議が行われ、南北関係や朝米関係の動向などについて議論している。


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