韓国と北朝鮮は鉄道・道路の連結に向けた着工式の日程などを協議する(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓国と北朝鮮は鉄道・道路の連結に向けた着工式の日程などを協議する(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は13日に北朝鮮・開城工業団地内の共同連絡事務所で、南北の鉄道・道路の連結に向けた着工式の日程などを話し合う。

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 韓国から共同連絡事務所のキム・チャンス事務処長、北朝鮮からは黄忠誠(ファン・チュンソン)祖国平和統一委員会部長といった連絡事務所の常駐者が主に出席する。韓国政府の実務者も訪朝する。着工式の場所や日程、形式、出席者などについて幅広く協議する予定だ。

 南北はこれまで着工式開催に関する問題を文書で協議しており、この日の会合で具体的な内容が決まる可能性があるとみられている。場所は軍事境界線がある板門店、開城、ソウル北方の京義線・都羅山駅などが候補に挙がっている。開催日は朝鮮半島東側の東海線鉄道の調査終了後、18日以降になりそうだ。

 韓国統一部は「政府は年内に着工式を開催するため、実務協議を着実に進めていく」と述べた。

 政府は南北の鉄道・道路の連結に向けた共同調査が終わってから着工式を行う方針を示しており、まだ調査を実施していない東海線の北朝鮮側道路に対する共同調査の日程についても今回の会合で合意できるか、注目される。


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