自由韓国党の院内代表に選出された羅卿ウォン氏=(聯合ニュース)
自由韓国党の院内代表に選出された羅卿ウォン氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党「自由韓国党」の院内代表(国会対策委員長に相当)に羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)国会議員が選出された。 11日に行われた同党の院内代表・政策委員会議長を選出するための議員総会で、103票中68票を獲得し、選出された。 ソウル大法学部を卒業した判事出身の羅氏は当選4回で自由韓国党の女性議員では最多。エリート政治家と評価される。 同じくソウル大法学部出身で、ハンナラ党(現・自由韓国党)の李会昌(イ・フェチャン)氏が2002年に大統領選に出馬した際に特別補佐官を務め、政界入りした。 李氏が大統領選で敗北した後、弁護士として活動。04年の総選挙に出馬し比例代表で当選、08の総選挙で再選を果たした。  党の報道官や最高委員などを務め、同党を代表する女性政治家として注目を集めた。  10年にソウル市長選への出場意思を示したものの、党内選挙で敗北。11年に当時の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が辞職したことを受けて行われた補選に出馬したが野党統一候補の朴元淳(パク・ウォンスン)氏に敗れた。 12年の総選挙には出馬しなかった。 党の要請を受け、14年7月の補選に出馬し当選。政界復帰を果たした。 15年には女性議員でははじめて国会外交統一委員長に就任。16年の総選挙で4回目の当選を果たした。今回、院内代表に選出されたことで、保守陣営初の女性院内代表となった。  院内代表とペアで立候補する政策委議長には鄭容起(チョン・ヨンギ)議員が選ばれた。
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