2000年の南北共同宣言(左)と2007年の南北首脳宣言(大統領記録館提供)=(聯合ニュース)
2000年の南北共同宣言(左)と2007年の南北首脳宣言(大統領記録館提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】これまで開催された南北首脳会談に関する記録を一目で見ることができる特別展が12日から世宗市の大統領記録館の企画展示室で開かれる。 特別展では、南北首脳会談に関連する主要文書、写真、映像、物品など150点余りが展示される。 中でも2000年に行われた当時の金大中(キム・デジュン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記による南北首脳会談の準備計画、主要議題(案)、推進戦略などを盛り込んだ文書、2007年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金総書記による首脳会談当時の準備動向、単独会談の結果(要旨)などは初めて公開される。 金総書記が金大統領に贈った豊山犬の内訳書、血統登録書、当時の夕食会招待状、盧大統領に送られた北朝鮮のマスゲームと芸術公演「アリラン」の招待状とパンフレット、南北首脳会談について報じた北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞なども展示される。 また、1972年に当時の李厚洛(イ・フラク)中央情報部長が訪朝した際に金日成(キム・イルソン)主席が朴正熙(パク・チョンヒ)大統領に贈った金剛山仙女図、1976年の南北赤十字会談のときに金主席が朴大統領に贈ったつぼなども見ることができる。 このほか今年4月の南北首脳会談で行われた記念植樹のときに使われた北朝鮮・白頭山の土、大同江の水が入った箱や容器、夕食会で使われた平壌冷麺の器や乾杯酒の杯なども展示される。 特別展は来年6月30日まで。観覧は無料。
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