北朝鮮は金正恩氏のソウル訪問に対し、沈黙を守っている(コラージュ)=(聯合ニュース)
北朝鮮は金正恩氏のソウル訪問に対し、沈黙を守っている(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇金正恩氏の年内ソウル訪問は遠のいた?準備に10日以上 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)のソウル訪問に関する北朝鮮側の沈黙が続いており、年内に実現する可能性が遠のいたとの見方が広まっている。韓国青瓦台(大統領府)は年内訪問の実現に向けた北朝鮮側の通知時期に「デッドラインはない」との立場だ。しかし、北朝鮮側が訪問すると通知したとしても、それから警護などの準備に10日以上の時間が必要とみられ、年内訪問の実現は厳しい見通しだ。◇KTX脱線事故「責任糾明へ」 鉄道警察が内部捜査に着手  北東部の江陵で8日午前に起きた高速鉄道(KTX)の脱線事故で、鉄道特別司法警察隊が原因と責任の所在を明らかにするため、内部調査に乗り出した。列車事故に対し、警察が直ちに内部調査に乗り出すのは異例。事故収拾が完了すれば、本格的な捜査を進める方針。◇前光州市長が検察出頭 元大統領夫人詐称の女性に巨額送金 公職選挙法違反などの疑いがもたれている尹壮鉉(ユン・ジャンヒョン)前光州広域市長が10日、光州地検に出頭した。尹氏は故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領夫人の権良淑(クォン・ヤンスク)氏を詐称する女性に巨額の現金を振り込んだほか、同女性の子女の公務員採用に不正に介入したとされる。いずれも与党・共に民主党の党公認候補選びを控えた時期に発生しており、見返りを期待したかどうかが捜査の争点となる。◇北朝鮮産石炭の違法搬入 韓国検察が業者を起訴 韓国の大邱地検は10日、国連安全保障理事会の制裁決議により禁輸品目に指定されている北朝鮮産石炭を韓国に違法に持ち込んだ40代の石炭輸入業者を南北交流協力に関する法律違反の罪で起訴したと明らかにした。検察は犯行に加担した3人と4法人も同じ罪で在宅起訴した。北朝鮮に対する国連制裁が始まってから、同罪で起訴されたケースは今回が初めてという。
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