「第16回韓国文学翻訳賞」を受賞した大村益夫氏(右から3人目)=(聯合ニュース)
「第16回韓国文学翻訳賞」を受賞した大村益夫氏(右から3人目)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】昨年海外で出版された韓国文学の翻訳書のうち最も卓越した作品に与えられる「韓国文学翻訳賞」に大村益夫早稲田大名誉教授が日本語に翻訳した李箕永(イ・ギヨン)の「故郷」が選ばれた。 韓国文学翻訳院は10日、ソウル市内のホテルで記者懇談会を開催し、「第16回韓国文学翻訳賞」「第6回韓国文学翻訳院功労賞」「第17回韓国文学翻訳新人賞」について説明した。 韓国文学翻訳賞は2017年に海外で出版された29言語167の韓国文学翻訳書から3作が選ばれた。 大村氏は日本を代表する韓国文学研究者で、同氏が翻訳した「故郷」の日本語版は韓国文学翻訳賞のうち、文化体育観光部長官賞を受賞した。同作は日本の平凡社から出ている「朝鮮近代文学選集」シリーズの最後の作品。 大村氏は韓国政府からもらう賞は今回が初めてで、うれしく、光栄だとコメントした。 授賞式は11日にソウル・韓国プレスセンターで開催される。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0