自動車業界によると、現代と起亜は11月に米国で10万2600台(現代の高級車ブランド・ジェネシス含む)を販売。米国に現地法人を設立した1985年から今年11月までの累計販売台数は2006万9050台に伸びた。内訳は現代が1222万4199台、起亜が784万4851台。
現代は85年4月にロサンゼルスに現地法人を設立し、翌年から米国での販売を本格化した。起亜は94年に現地販売を開始した。
現代・起亜の米国での累計販売台数は2004年に500万台、11年に1000万台をそれぞれ突破した。11年以降は毎年年間100万台以上を販売している。
累計販売台数をモデル別に見ると、小型セダン「エラントラ(韓国名:アバンテ)」が306万7177台で最も多く、中型セダン「ソナタ」(297万2840台)、スポーツタイプ多目的車(SUV)「サンタフェ」(164万146台)などと続く。
一方、現代・起亜の今年1~11月の米国販売台数は115万4470台で前年同期比1.2%減少した。メーカー間の競争激化に加えSUVラインアップの不足、主力モデルの競争力低下などが販売を押し下げた。
米国の自動車産業需要は今年は1%台の小幅成長にとどまり、来年には再び逆成長に転じると予想されることから、各社の競争は一段と激しくなる見通しだ。
現代・起亜の関係者は、来年は現代の「PALISADE」など両社の大型SUVを前面に出し、米SUV市場でのシェアを大きく引き上げ販売を増やす計画だと話している。
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