江陵駅では午前5時半、乗客102人を乗せたKTXの列車がソウルに向かって出発。同時32分、ソウルの清凉里駅からも江陵行きの列車が出発した。
ただ、KTXを運営するコレール(韓国鉄道公社)は安全な運行のため、事故が発生した区間では時速40キロの低速で走行する方針を明らかにした。
コレールは運行再開に先立ち、事故発生区間で試運転を行ったが、異常は見つからなかった。
8日午前7時半ごろ、乗客198人を乗せてソウルに向かっていたKTXの列車が出発から5分後に脱線し、乗客や乗務員の計16人がけがを負った。初動調査の結果、分岐点の線路転換機の転換状態を表示する回線の接続に問題があり、信号システムに障害が発生、事故が発生したと推定されている。
ソウルと今年2月に開催された平昌冬季五輪の会場がある江陵を結ぶKTXは五輪の主要交通手段として、昨年12月22日に開通した。
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