先月30日、南北の鉄道連結に向けた共同調査の開始に当たりあいさつする趙明均氏(写真共同取材団)=(聯合ニュース)
先月30日、南北の鉄道連結に向けた共同調査の開始に当たりあいさつする趙明均氏(写真共同取材団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は6日、京畿道がソウル郊外の国際展示場、KINTEX(同道高陽市)で開いた統一分野の国際学術会議に出席し、「南北関係を持続可能に発展させていき、非核化と南北平和の定着過程との好循環の構図を強化していく」と述べた。 趙氏は「今年われわれに訪れた大切な機会を必ず生かし、完全な非核化と恒久的な平和定着の目標を達成していく」と強調。軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)での自由往来の実現に向け、南北間のさまざまな交流も推進されていると説明した。 韓国と北朝鮮は9月19日に締結した軍事分野合意書に従い、JSAの訪問客が区域内の南北地域を自由に行き来できるようにする手続きを進めている。 趙氏はこのほか、南北鉄道連結に向けて北朝鮮側区間で行われている南北共同調査の進行状況についても言及した。 趙氏は共同調査団が5日に京義線の調査を終え、8日からは分断以降初めてとなる朝鮮半島東側の東海線の調査を開始するとした上で、「このように(南北の)境界で花開いた平和の土台の上には、互恵的な協力が定着するだろう」と強調した。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0