北朝鮮兵士1人が韓国に亡命…20前後と推定＝韓国政府

去る1日、非武装地帯（DMZ）を超えて韓国に亡命した北朝鮮軍の兵士1人について韓国政府が調査した結果、10代後半から20代序盤の若い兵士であることが分かった。

　政府関係者は去る2日、「年齢は10代後半から20代序盤と推定される。階級は下士官（兵士）と確認できる」と説明した。

　同関係者は「南北がそれぞれ示範撤収する11の監視警戒所(GP)のうち、北側は撤収して南側は保存することになった古城地域のGP近隣から38度線を超えた」と述べた。

　今回亡命した北朝鮮兵士は身柄が軍から政府に移され、関係機関で具体的な身元や亡命動機などを確認している。

　兵士は11月30日午前7時56分ごろ、江原道・東部戦線の軍事境界線から韓国入りした。