南漢江自転車道の京畿道・驪州区間=(聯合ニュース)
南漢江自転車道の京畿道・驪州区間=(聯合ニュース)
【南楊州聯合ニュース】肌寒さが増す今のような時期は、意外にもサイクリングに適している。近づく冬を感じながら、気軽に走ることのできる韓国首都圏の自転車道を三つ紹介したい。◇南漢江自転車道 サイクリング好きには外せないコースが南漢江自転車道だ。京畿道・南楊州から忠清北道・忠州まで南漢江沿いに続く道で、全長132キロに及ぶ。中でも中央線の廃線27キロ区間が非常に魅力的だ。 出発地で特徴的な場所として南楊州の廃駅、陵内駅を挙げることができる。1956年に駅員のいない簡易駅として開業し、93年にようやく駅員が駐在するようになった。だが、2008年に中央線が延長され、線路が新しく整備されたことで廃駅となった。豊かではなくとも人情味にあふれていた昔を思い出させる情景に出会える。◇北漢江自転車道 1939年に開通し、2010年に列車運行が廃止された旧京春線が、12年12月に北漢江自転車道としてよみがえった。南楊州から京畿道・加平を経て江原道・春川に至る70キロのコースだ。普通は5時間ほどで走れるというが、自転車のスキルによって多少違いが出る。  大成里駅、清平駅、加平駅、江村駅など、京春線のどの駅で降りてもすぐに自転車道に合流できる。 起点は京義中央線の雲吉山駅だが、同駅近くの公園「水の庭園」から出発する人も多い。◇京仁アラベッキル自転車道 京畿道・金浦のチョンホ大橋から北仁川の西端の正西津までを結ぶ37キロの自転車道だ。長く延びるアラベッキル(運河)を楽しみながらサイクリングできる。平均所要時間は2時間28分という。坂道がほとんどないため走りやすいが、やや単調なところがデメリットになり得る。
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