アマゾン（Amazon）「韓国の障害原因はDNSエラー…補償計画は非公開」

世界最大のクラウド企業AWS（Amazon Web Services、アマゾンウェブサービス）が22日、韓国で発生したクラウドサービス接続障害の原因について「ソウルのデータセンターで発生したDNSエラーのため」と明らかにした。

　この日AWSの関係者は「ソウルのデータセンターで一部DNS設定エラーにより、EC2インスタンスが84分間DNS機能をできなかった」とし「現在は設定エラーがすべて解決し、サーバーは正常に作動している」と述べた。ただし、AWS側は被害補償については明確な回答を出さなかった。

　AWSによると韓国時間でこの日午前7時19分～8時43分の間にソウル地域の「Amazon Elastic Compute Cloud」サーバーでDNSエラーが発生した。これによりAWSが提供するメッセージサービスや、仮想デスクトップサービス、IoTサービスなどが相次ぎ通じなくなった。サービス障害はこの日午前11時過ぎに復旧した。