統一部(資料写真)=(聯合ニュース)
統一部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は20日、南北の鉄道・道路連結に向けた着工式について、「現在、韓米、朝米(米朝)、南北で協議が進められている」として、「その(協議の)状況を見極めながら(着工式の)日程を調整していく」との方針を示した。

 南北は9月に平壌で開かれた首脳会談で鉄道・道路の連結に向けた着工式を年内に実施することで合意し、10月の閣僚級会談で11月下旬~12月初旬に行うことにしていた。だが、非核化問題などを巡る北朝鮮と米国の交渉がこう着状態に陥り、着工式のため10月下旬に開始することにした鉄道の北朝鮮側区間の共同調査にも着手していない。

 同当局者は「現在としては合意した通り、(着工式が)行われるよう準備している」と述べた。

 また、朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族再会問題を話し合うため、11月中に開くことで合意している南北赤十字会談に関しては「合意事項を履行するため、(北朝鮮側と)協議している」と伝えた。


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