柔道会、“兵役特例”アン・バウルに国家代表選手村からの退村命令下す…奉仕活動虚偽提出疑惑で=韓国
柔道会、“兵役特例”アン・バウルに国家代表選手村からの退村命令下す…奉仕活動虚偽提出疑惑で=韓国
2016年リオ五輪での銀メダル獲得で兵役特例者となった韓国男子柔道の看板選手アン・バウル(24)が奉仕活動の証明書類を虚偽で提出したとの疑惑が提起され、大韓柔道会が「国家代表選手村からの退村」決定を下した。調査結果に沿って追加の懲戒処分が下される見通しだ。

アン・バウル の最新ニュースまとめ

 韓国メディアは19日、アン・バウルが兵役特例の奉仕活動書類一部を虚偽で提出したと報道した。最近、韓国スポーツ界に大きな波紋を広げたサッカー国家代表のDFチャン・ヒョンス(27、FC東京)同様、奉仕活動の内訳をうそで作成し提出したという疑惑だ。

 大韓柔道会側はこの日、「(アン・バウル関連の報道を見て)われわれも驚いた」としながら、「いまお話するには慎重になる。書類の一部に問題があったようだが、まずアン・バウルとの通話をはじめ、事実関係を把握しなければならない」と述べた。また、「先制的な措置として、現在の代表選手資格で(鎮川選手村)入村中のアン・バウル選手を2018年11月19日付で退村させ、2018年11月21日からおこなわれる大阪グランドスラム大会の派遣対象から除外することを決めた」と公式立場を示した。

 柔道会はまた「体育要員の兵役特例奉仕活動書類は体育要員が国民体育振興公団担当部署に直接提出するようになっている。これに関連した資料を確認している」と説明した。

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