韓国版センター試験(スヌン)受験生のハプニングに警察も積極支援…パトカーをタクシー代わりに=韓国
韓国版センター試験(スヌン)受験生のハプニングに警察も積極支援…パトカーをタクシー代わりに=韓国
「助けてください。バスが受験会場とは反対方向に行っています」。2019学年度大学修学能力試験(スヌン/日本のセンター試験にあたる)日の朝、警察に焦る声で電話がかかってきた。時間は午前8時6分、入室時間の4分前だ。

 学生はバスが受験会場と反対方向に向かうと、驚いてバスを降り、警察に助けを求めた。警察はすぐに原州(ウォンジュ)峰山地区隊に指令し、学生の位置を把握してパトロールカーを出動させた。幸い、学生はバスで20分かかる道をパトカーのおかげで5分で到着できた。

 入室時間2分を残した午前8時8分には、ある受験生が「受験票を家に置いてきて、母が持って来てくれているのだけど、助けてほしい」との通報が入った。これに警察はその母親が受験票をはやく渡せるよう、交通案内を実施した。

 午前8時ごろには「受験票が入った財布を父の車に置いてきてしまった」という通報が入り、警察は父親の車ら財布を探し、受験生に届けた。

 このほかにも「タクシーがない」との通報を受けた警察がパトカーを派遣し、受験生を安全に試験会場まで送ったケースもあった。


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