文在寅大統領(左)とトランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
文在寅大統領(左)とトランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の関係者は14日、韓米が来月初めにワシントンで高官級経済対話を開催することで暫定合意したと伝えた。具体的な開催日は調整中だが、12月7日前後が有力とされる。

 韓米の高官級経済対話は2015年10月の両国首脳会談での合意に基づき同11月に初開催され、オバマ政権時の17年1月にも開かれた。今回は通算3回目、文在寅(ムン・ジェイン)政権で初の開催となる。韓国からは外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官、米国からはシン国務次官補がそれぞれ首席代表として出席する予定だ。

 韓米は先の自由貿易協定(FTA)改定で、韓国製鉄鋼の対米輸出を制限するクオータ(割当枠)問題をはじめとする主な経済懸案に区切りをつけた。これを受け、経済対話では今後の本格的な経済協力策を話し合うとみられる。

 また、米政府が検討している輸入自動車への関税を巡り、韓国の免除を協議するかどうかも注目される。


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