李種革氏(左)と金聖恵氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李種革氏(左)と金聖恵氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】北朝鮮・朝鮮アジア太平洋平和委員会の李種革(リ・ジョンヒョク)副委員長や朝鮮労働党統一戦線部の金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線策略室長ら7人が、14日夜に仁川空港から韓国入りする。韓国の自治体、京畿道と民間団体が同道高陽市で共催するアジア太平洋の平和繁栄に向けた国際行事に参加するため。

 京畿道の関係者によると、一行は韓国入りした後、高陽市内のホテルに17日まで滞在する。

 国際行事は16日に開催される。「知韓派」として知られる日本の鳩山由紀夫元首相、北朝鮮の代表、丁世鉉(チョン・セヒョン)元韓国統一部長官がそれぞれテーマに沿った発表を行う予定だ。

 北朝鮮代表団は前日の15日、京畿道農業技術院をはじめとする道内の機関、施設を視察するようだ。道関係者によると、同道の李華泳(イ・ファヨン)平和副知事が先ごろ訪朝した際、先端技術を活用し農業を効率化する技術について北朝鮮関係者に説明しており、今回来韓する北朝鮮代表団が関連施設を訪れるとみられる。

 また、国際行事であいさつに立つ予定の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事、与党「共に民主党」の李海チャン(イ・ヘチャン)代表と15日に昼食や夕食を取ることも検討中とされる。  


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