米メディア、「リュ・ヒョンジンの残留、球団とファンにとって最高のシナリオ」

ロサンゼルス・ドジャース専門メディア「シンク・ブルー」は14日（以下、日本時間）、リュ・ヒョンジンのクオリファイング・オファー（QO）受諾について「球団とファンにとって最高のシナリオ」と表現した。

リュ・ヒョンジン の最新ニュースまとめ

　大多数のFA選手らは安定的な多年契約を望むため、クオリファイング・オファーを受け入れる選手は少ない。2013年、ドジャースと6年契約を結んだリュ・ヒョンジンはビックリーグ通算40勝28敗（防御率3.20）という良い成績を残した。

　しかしいくつもの状況を考慮した際、リュ・ヒョンジンは満足のいく条件で多年契約する可能性が低いため、クオリファイング・オファーを受け入れることになった。リュ・ヒョンジンは1年間、年棒1790万ドルを受け取り、ドジャースと共にする。来季が終わった後、再びFA資格を得ることになる。

　「シンク・ブルー」は「レギュラーシーズン7勝3敗（防御率1.97）を収めたリュ・ヒョンジンが、ファンに大人気を博しているのは決して秘密ではない」と伝えた。またリュ・ヒョンジンがクオリファイング・オファー受諾は負傷の経歴と関係していると見通した。

　同メディアは「リュ・ヒョンジンが来季に負傷なく、先発ローテーションを消化し、今シーズン15回登板で見せてくれた姿を再現すれば、ドジャースはリュ・ヒョンジンに2年もしくは3年の長期契約を提案できる。これは決して驚くことではない」と見通した。