10月23日、金浦空港から日本に向かう辛東彬氏=(聯合ニュース)
10月23日、金浦空港から日本に向かう辛東彬氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長が3週間の日本出張を終え、12日午後に帰国した。先月、大規模な投資・雇用計画を発表しており、年末までかけて来年の事業計画と中長期のビジネス課題を点検するとみられる。 グループ関係者によると、辛氏は13日午前にソウル・蚕室のロッテ持ち株のオフィスで幹部会議に出席した。午後には蚕室で系列のロッテ情報通信が開いた情報化戦略セミナー・展示会を視察したという。 辛氏は先月23日に日本へ向かい、3週間ほど滞在。日本ロッテの経営陣や株主、投資家らと会い、経営懸案を確認した。 韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領側への贈賄罪などに問われた辛氏は、2月に一審で実刑判決を受けて拘束され、10月の控訴審で執行猶予刑に減刑されておよそ8カ月ぶりに釈放された。日本では、拘束中に会えなかった家族とのひとときも過ごしたようだ。 グループ関係者は、来年の景気後退を予測するシグナルがあるため、辛氏は来年の経営構想に一層集中し、事業計画に対するフィードバックにも積極的に気を配るだろうと伝えている。
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