1997年に韓国がBISに正式加盟して以来、理事を務めるのは初めて。韓国銀行の関係者は「議題の設定者として国際金融の懸案に直接声を上げられるようになった」と評価している。
BISは1930年に設立され、現在は60カ国・地域の中央銀行が加盟している。「中央銀行の中央銀行」と呼ばれ、特にリーマン・ショック以降、国際金融の安定に向けた中央銀行間の協力促進で中心的な役割を果たしてきた。
BISの意思決定機関である理事会は設立加盟国の総裁6人と米ニューヨーク連邦準備銀行総裁、さらに一般加盟国の総裁の中から最大11人が選ばれる選出理事を合わせ、18人で構成される。
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