鄭景斗国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
鄭景斗国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は12日、国会予算決算特別委員会の全体会議で、板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化が完了したことに関連して、韓国側地域からは地雷が発見されず、北朝鮮側からは約600発の地雷を撤去したと通知があったと説明した。

 北朝鮮側が撤去した地雷の正確な数については「636発とわれわれに通知してきた」と伝えた。

 JSAの非武装化は、9月の南北首脳会談の際に署名された軍事分野合意書に盛り込まれたもので、南北はその最初の処置として先月20日に双方の地域の地雷撤去を終えた。

 鄭長官は「双方の地雷撤去作戦が完了し、武装兵力や装備をすべて撤収した」と話した。

 また、南北の監視所の数について、韓国側には60余りの監視所があり、GPと呼ばれる「非武装地帯の監視所」とGOPと呼ばれる「最前線の監視所」があるとし、北朝鮮側はGPだけで160以上あると説明した。

 南北が非武装地帯で実施する朝鮮戦争戦死者の遺骨発掘作業のための地雷撤去作業については、「われわれは20発程度発見し、地雷以外に約300個の爆発物を見つけた」とし、「北は4000発程度撤去したとわれわれに通知した。10月26日の時点で3846発だった」と説明した。 


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