日本人も犠牲のソウル簡易住宅施設火災、管理上の過失も視野に入れ捜査へ
日本人も犠牲のソウル簡易住宅施設火災、管理上の過失も視野に入れ捜査へ
7人が犠牲となったソウル鍾路区(チョンノグ)観水洞(クァンスドン)の考試院(コシウォン/簡易住宅施設)火災を捜査中の韓国警察は、建物のオーナーと考試院の院長による管理上の過失の有無を総合的に調査している。

 ソウル地方警察は12日午前に開かれた記者懇談会で「考試院の院長に対する聴取を一部おこなった」とし、「管理の過失があったのか、保険に入っていると供述しているが、どのような部分において入っているのかなどを確認している」と明かした。

 ただし、火災が起きた考試院の建物オーナーであるKOREA VACCINEのハ・チャンファ会長一家に対する召喚日程は、まだ決定していないという。イ会長については「総合的に検討した後、建物のオーナーに責任があると判断された場合、(警察に)呼ぶことになる」としながらも、「現時点では、まだ確定していない」と述べた。

 これを前に去る 9日午前5時ごろ、ソウル鍾路区(チョンノグ)観水洞(クァンスドン)の考試院で発生した火災は出入り口近くの301号室の電熱器から出火したとの目撃情報が寄せられた。

 なお、火災による死者7人のうち1人は、韓国在住の日本人であることがわかった。


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