“排出ガス認証操作”BMWに罰金300億ウォンを求刑=韓国検察(提供:news1)
“排出ガス認証操作”BMWに罰金300億ウォンを求刑=韓国検察(提供:news1)
排出ガスの認証書類を偽造し、試験成績書などを操作して韓国に車両を持ち込んできた容疑で裁判にかけられたBMWコリアの職員らと会社に対し、懲役刑と300億ウォン(約30億円)台の罰金が求刑された。

 ソウル中央地裁で8日に行われた結審公判で、検察はBMWコリアで認証業務を担当した元・現職社員2人に懲役1年6か月、別の社員2人に懲役10か月を求刑した。

 BMWコリア法人に対しては「今回の事件で莫大な経済的利益を得た」として、罰金301億4000万ウォン余りを宣告してほしいと要請した。

 社員側の弁護士は「操作行為があったという点は認める」としながら「ただし、規制当局をだまそうとしたのではなく、手続き上の便宜を図るという安易な認識に基づいているという点などを考慮してほしい」と述べた。

 会社側の弁護士も「公訴事実を認めるが、会社が組織的に操作したわけではない」とし、「環境部で今回の問題で268億ウォンの課徴金を課せられたことがある」とし、善処を求めた。

 BMWコリア遵法支援人(遵法監視人)は最終陳述で「今回の事件で社会的な物議をかもした点をお詫びする」とし、「ただし、会社は韓国経済に大きく貢献し、私たちがおこなった業務より非常に過度な社会的非難を受けている点を考慮してほしい」と述べた。

 裁判所はこの日すべての弁論を終結し、来年1月10日午前10時10分に宣告すると述べた。




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