コンテナの積み下ろし作業が行われている釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)
コンテナの積み下ろし作業が行われている釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が6日発表した国際収支(速報値)によると、9月の経常収支は108億3000万ドル(約1兆2260億円)の黒字だった。過去最長となる79カ月連続の黒字で、黒字幅が100億ドルを上回るのは1年ぶり。半導体を中心とした輸出の好調が後押しした。 経常収支の黒字は商品収支(貿易収支に相当)が大半を占めた。 商品収支の黒字は132億4000万ドルで、昨年9月(149億8000万ドル)以来の高水準となった。今年9月は秋夕(中秋節)連休のため、操業日数が少なく、輸出がやや減少したものの、半導体産業の好況を追い風に輸出は好調を維持していると、韓国銀行は評価した。 サービス収支は25億2000万ドルの赤字。赤字の約半分(11億3000万ドル)は旅行収支だった。ただ、日本人、中国人を中心に入国者数が増え、旅行収支の赤字幅は前年同月と比べ改善した。 給与・賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支(第1次所得収支)は6億7000万ドルの黒字だった。 経常移転収支(第2次所得収支)は5億6000万ドルの赤字だった。
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