7月のインド訪問のときの文大統領夫妻=(聯合ニュース)
7月のインド訪問のときの文大統領夫妻=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が13日から6日間の日程で、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議とアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためシンガポールとパプアニューギニアを訪問する。青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が5日の会見で発表した。

 

 文大統領は13~16日にシンガポールを訪問し、韓国・ASEAN首脳会議、ASEAN+3(韓中日)首脳会議、東アジア首脳会議(EAS)に出席する。

 文大統領はこれら会議で、東南アジアなどとの協力を強化する韓国の「新南方政策」を説明し、域内の貿易投資拡大、東アジア共同体の発展に向けた協力への意思を強調する予定だ。また、朝鮮半島の非核化と平和体制の定着のための努力について説明するとともに国際社会の支持基盤を拡大する計画だ。

 17~18日はパプアニューギニアを訪れ、APEC首脳会議に出席し、韓国の包容国家ビジョンについて説明する予定だ。

 文大統領はASEAN関連会議やAPEC首脳会議に出席する主要国首脳との2カ国会談を行う方向で調整を進めている。

 金報道官は、韓日首脳会談が開かれる可能性もあるかとの質問に対し「どの国と会談するかは現在協議中だ。確定すれば別途に会見を開き発表する」と答えた。


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