張賢秀(資料写真)=(聯合ニュース)
張賢秀(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓サッカー協会は1日、兵役免除のために必要な社会奉仕活動の書類で事実と異なる報告をしたとして、DF張賢秀(チャン・ヒョンス、FC東京)に対し韓国代表選手資格の永久剥奪と罰金3000万ウォン(約300万円)の処分を下したと発表した。 今月オーストラリアで行われる国際親善試合の代表メンバーから既に外れている張賢秀は、来年1月のアジアカップへの出場をはじめ、今後韓国代表としてプレーすることが不可能になった。 張賢秀は2014年に韓国代表として出場した仁川アジア大会で金メダルを獲得し、特例で兵役を免除されることになった。17年12月から2カ月間母校の学生を対象にコーチを行ったとして兵役免除に必要な196時間の社会奉仕活動を証明する書類を提出したが、内容が事実と異なるとの疑惑が持ち上がり、最終的に張賢秀はねつ造を認めた。 事態が明るみに出ると、張賢秀は大韓サッカー協会に代表メンバーの辞退を申し入れた。協会と韓国代表のパウロ・ベント監督は事態を重く受け止めて、DFの要だった張賢秀を即座に代表メンバーから外すとともに、代表資格の永久剥奪という重い処分を下した。
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