連合防衛指針に署名した鄭景斗長官(左)とマティス米国防長官(国防部提供)=1日、ワシントン(聯合ニュース)
連合防衛指針に署名した鄭景斗長官(左)とマティス米国防長官(国防部提供)=1日、ワシントン(聯合ニュース)
◇有事作戦統制権移管後も在韓米軍と連合軍司令部を維持 韓米が合意  韓米軍当局はワシントンの国防総省で31日に韓米定例安保協議(SCM)を開き、米軍主導の韓米連合軍から韓国軍への有事作戦統制権の移管後も在韓米軍と連合軍司令部を維持することで合意した。韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官とマティス米国防長官はSCMの終了後、こうした内容の「連合防衛指針」に署名した。◇米国務長官 来週に北朝鮮高官と協議へ=2回目の首脳会談に弾み ポンペオ米国務長官は31日(現地時間)、現地メディアのインタビューで北朝鮮の核・ミサイル施設に対する国際機関の査察に関して北朝鮮側のカウンターパートと来週協議すると述べた。具体的な日程や場所、カウンターパートが誰になるかについては言及しなかった。協議の開催で非核化と相応の措置に関する議論が本格化し、2回目の朝米首脳会談開催に弾みがつきそうだ。◇南北間の軍事敵対行為 全面中止 9月に平壌で開かれた南北首脳会談の際に締結した「板門店宣言の履行に向けた軍事分野合意書」で「いかなる場合でも武力を使用しない」としたことを受け、南北は、11月1日午前0時から地上・海上・空中での一切の敵対行為を中止する。合意書によると、南北はこの日から軍事境界線(MDL)から5キロ以内の区域で砲兵射撃訓練と連隊級以上の野外機動訓練を行えなくなる。韓国はこの区域に一部重なる射撃場での訓練を中止し、別の射撃場に変更すると伝えられた。◇良心的兵役拒否は違法?きょう最高裁判決 宗教的な信念を理由に兵役を拒否して兵役法違反などで起訴された宗教団体の信者に対し、大法院(最高裁)で1日に上告審判決が言い渡される。「良心による兵役拒否は正当な事由に当たらず、兵役不履行という違法行為を行わざるを得ない状況とみることも難しい」として、良心的兵役拒否を有罪とした2004年の判決が覆されるか注目される。
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