金正恩氏、19日ぶりの公開活動=建設現場で指導
金正恩氏、19日ぶりの公開活動=建設現場で指導
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、米朝閣僚会談の開催時期が可視化されたのと同時に、潜行が中断された。外交の中心にある非核化交渉の突破口を見つけた、との観測も出ている。

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 北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は30日、金委員長の三池淵郡(サムジヨングン)建設現場現地指導のようすを報じた。金委員長の公開活動が確認されたのは、北朝鮮メディアの報道を基準にすると去る11日以降、19日ぶり。

 同時に、この日米国が提案した米朝間の閣僚級会談の開催時期が浮上。米朝当局の公式発表ではないが、米朝が来る11月6日、米国の中間選挙後に開催時期について合意点を見出したとの報道が出ている。

 一方、これまでの金委員長の”潜行”についてロシア、中国、米国、韓国との相次ぐ首脳会談を前に、戦略設定に注力しているとの観測が出ていた。

 ただし、一連の首脳外交が順調に進行するための事実上の先決条件として、「米朝非核化交渉のこう着状態解消」が指摘されている。


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