サイパン空港に待機中のアシアナ航空機(読者提供)=(聯合ニュース)
サイパン空港に待機中のアシアナ航空機(読者提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】猛烈な台風26号が北マリアナ諸島(米自治領)のサイパンを直撃した影響で現地に足止めされていた韓国人旅行客約1600人のうち600人余りが28日に帰国の途に就く。 韓国政府はサイパン国際空港の正常化に時間がかかるとみて、27日に軍の輸送機1機を現地に派遣し、足止めされた旅行客をグアムに移動させ、グアムから民間機で帰国させている。 27日から28日午前までに軍輸送機でグアムに移動した韓国人旅行客は161人。このうち141人は民間機で帰国した。政府はさらに300人余りをグアムに移動させる計画だ。 また、国土交通部などによると、28日にアシアナ航空がサイパンへ、格安航空会社(LCC)のチェジュ航空とティーウェイ航空がグアムへそれぞれ臨時便1便を飛ばした。 同日午後2時半にサイパンを出発したアシアナ航空機は午後6時10分に仁川国際空港に到着する。 グアムを午後2時に離陸したチェジュ航空便は午後6時55分に仁川空港に到着する。続けて、ティーウェイ航空便が午後8時に出発し29日午前1時に仁川到着の予定だ。 29日はサイパンから民間機4機による輸送が行われる予定で、足止めされていた韓国人の大多数が同日に帰国できるとみられる。 同部関係者は「4機が投入されれば800~900人をサイパンから帰国させることができるだろう」と話している。
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