韓米がワシントンの国防総省で定例の軍事委員会(MCM)を開催した(合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)
韓米がワシントンの国防総省で定例の軍事委員会(MCM)を開催した(合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部と米統合参謀本部は25日(米東部時間)、米ワシントンの国防総省で定例の軍事委員会(MCM)を開催した。 合同参謀本部によると、韓国から軍制服組トップの朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀本部議長とイ・ジョンウン合同参謀本部戦略企画部長、米国からダンフォード統合参謀本部議長、デービッドソン・インド太平洋軍司令官、ブルックス在韓米軍司令官(韓米連合軍司令官兼務)がそれぞれ出席した。 双方はまず、朝鮮半島と地域の最近の安全保障状況を確認した。続いて、米軍から韓国軍へ移される有事作戦統制権の「条件に基づく移管」の早期推進と、盤石な連合防衛態勢の発展策について協議した。 朴氏とダンフォード氏はブルックス氏から連合防衛態勢に関する報告を受け、現在進めている韓米同盟の連合防衛態勢強化策や作戦統制権移管後の韓米連合軍司令部に関する計画、作戦統制権の移管作業などを点検した。合同参謀本部は「作戦統制権移管に向けた韓米間の合意事項を承認、署名した」と伝えた。  MCMは会議での合意事項を、31日に米国で開催される韓米定例安保協議(SCM)で報告する計画だ。 MCMは韓国防衛に関する戦略指示と作戦指針を韓米連合軍司令官に伝え、韓米同盟の軍事懸案を話し合う場だ。1978年から毎年両国が交互に開催している。 一方、朴氏とダンフォード氏、日本の自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は26日にワシントンで3カ国会合を開く。これに関し合同参謀本部は、南北首脳会談と南北の軍事分野合意書に対する支持を得るほか、来年の多国間海上演習「環太平洋合同演習(リムパック)」の実施案などを協議する予定と伝えた。
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