LG電子(資料写真)=(聯合ニュース)
LG電子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が25日発表した7~9月期の連結決算(確報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比45.1%増の7488億ウォン(約738億円)で、7~9月期としては2009年(8510億ウォン)以来の高水準を記録した。売上高は前年同期比1.3%増の15兆4270億ウォンで、7~9月期としては過去最高だった。テレビ・生活家電事業の好調がけん引した。 1~9月期の累計は営業利益が前年同期比25.0%増の2兆6276億ウォン、売上高が2.6%増の45兆5694億ウォンとなった。2018年通期では営業利益、売上高ともに過去最高を更新する見通しだ。 7~9月期の業績を事業部門別にみると、冷蔵庫やエアコンなど生活家電を手掛けるホーム・アプライアンス&エア・ソリューション(H&A)事業本部が4000億ウォンを超える営業利益を計上した。テレビ事業を担うホーム・エンターテインメント(HE)事業本部の営業利益も、プレミアム戦略が奏功して3000億ウォンを上回った。 一方、スマートフォン(スマホ)事業を担当するモバイル・コミュニケーションズ(MC)事業本部は不振を脱却できず、7~9月期も1000億ウォン以上の営業損失を計上した。ただ、前年同期や前期に比べると赤字幅は縮小した。 新たな収益柱として育成している自動車部品事業のビークル・コンポーネンツ(VC)事業本部は今年買収したオーストリアの自動車用ライト大手、ZKWの業績が反映され、四半期として初めて売上高が1兆ウォンを超えたが、黒字転換は果たせなかった。
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