兵務庁、スポーツ選手の兵役特例制度を再検討へ=韓国
兵務庁、スポーツ選手の兵役特例制度を再検討へ=韓国
韓国兵務庁は23日、体育・芸術人に対する兵役特例制度を再検討し、国民が共感できる合理的な改善方案を準備すると発表した。

 兵務庁はこの日、国会で開かれた国会国防委員会の兵務庁国政監査業務報告で、兵役特例制度改善の政府合同TFを運営しているとし、このように伝えた。

 現行の兵役法によると、△オリンピック3位以上の入賞者 △アジア大会1位入賞者 △国際芸術競演大会2位以上の入賞者 △国内芸術競演大会1位入賞者 などは、公益勤務要員として編入される。

 この中で、スポーツ選手に対する兵役特例は、1973年兵役特例法が制定され開始となった。1976年モントリオールオリンピックでレスリングのヤン・ジョンモ選手が韓国人初の金メダルを獲得し、兵役特例制度の初適用者となった。

 最近では、2018アジア大会で兵役特例を受けた一部選手のうち、公平性に欠けるとして「兵役特例制度を再考すべき」との世論が高まっていた。

 これと関連し、兵務庁は「兵役履行の公平性と公正性の次元で、(体育・芸術兵役特例制度に対する)再検討が必要」とし、「TF運営過程で、外部専門機関の研究用役と世論収束のための公聴会などを推進する」と伝えた。


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