<サッカー>パナマ監督、韓国との親善試合終え「ソン・フンミンは幻想的リーダー…バランスが良いチーム」
<サッカー>パナマ監督、韓国との親善試合終え「ソン・フンミンは幻想的リーダー…バランスが良いチーム」
男子サッカー、パナマ代表のガリー・ステンペル(Gary Stempel)監督(60)は記者会見場に入った瞬間から表情が明るかった。最初の発言も「面白かった」だった。ステンペル監督としては0-2でおされていた試合が2-2で終えられたことに安堵したようだ。

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 ステンペル監督は「アジアのチームに勝利することが簡単ではないことを悟った」という言葉で難しい試合だったことを吐露した。

 パウロ・ベント監督(49)率いる韓国代表は16日午後、天安総合運動場でおこなわれたパナマとの評価試合で、2-2で引き分けた。ベント号出航後4試合で2勝2敗という無敗だが、さまざまな点で残念さが残る試合となった。

 前半戦中盤までは韓国が試合を支配し2-0でリードしたが、その後、急激にパナマ側のペースとなり2-2引き分けに終わった。韓国としては苦い結果、パナマとしては勝利に近い引き分けだった。

 試合後、ステンペル監督は「面白い試合だった。はやい内容の中で4ゴールが生まれた。楽しかった」と述べた後、「0-2で負けていたが、選手たちの力が合わさり同点に追いついた。勝てるチャンスもあった。満足の結果だ」と評価した。

 続けて「前半戦を1-2で終了した際、自信を取り戻した。ハーフタイムで選手たちに『後半15分以内に強いプレッシャーを加え、はやく同点ゴールを決めろ』と指示した。選手たちがよく理解してくれたおかげで、良い結果が出た」と説明した。

 自身らを敗北直前にまで追い込んだ韓国の戦力には拍手を送った。ステンペル監督は「ロシアW杯でドイツを破ったときも強いという印象を受けた」としながら、「韓国は欧州でプレーしている選手が多い。そんな条件がチームには相当重要だ」と警戒心を見せた。

 続けて「ソン・フンミン(26、トッテナム・ホットスパー)という幻想的なリーダーがチームをよく引っ張っているようだ。はやい展開だけが韓国の強みではない。全体的なバランスが良いから成長できている」と評価した。

 4日前の日本との親善試合では0-3で敗北を喫していたパナマは今回のアジアツアーを1敗1分で終えた。

 ステンペル監督は「新しい選手たちと共に経験を積む日程だった。アジア国家に勝利するのは難しいことが分かった。選手たちが良い経験を積んでいくことを望む」と心境を語った。


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