韓国　けさのニュース（１０月１７日）

◇文大統領　バチカン国務長官による「朝鮮半島平和ミサ」へ　欧州を歴訪中の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１６日午後（現地時間）、イタリアに到着した。１７日にバチカン（ローマ法王庁）のピエトロ・パロリン国務長官（首相に相当）が執り行う「朝鮮半島の平和のためのミサ」に参加する。韓国青瓦台（大統領府）はこのミサを、朝鮮半島の平和定着に対し法王庁の格別な関心を示すものと説明した。◇国連大使「南北の鉄道・道路連結、北制裁に反する可能性も」　趙兌烈（チョ・テヨル）国連大使は１６日（現地時間）、国会外交統一委員会による国政監査の席で、今年も国連で北朝鮮の人権侵害を非難する決議案が採択されるとの見通しを示した。また、南北の鉄道・道路をつなげる事業が国際社会の北朝鮮制裁に違反するかどうかに関しては、「本格的に事業が進めば、違反の素地につながる要素があるだろう」と述べた。南北は１１月末か１２月初めごろに着工式を開き、事業を進める予定だ。◇未成年者名義で預貯金残高１００万円以上　約１１万口座　市中銀行７行にある未成年者（１９歳未満）名義の預貯金口座のうち、残高が１０００万ウォン（約１００万円）を超える口座は８月末時点で１０万７７５４口座、総額１兆９０８０億ウォンに上ることが分かった。０歳で残高１３億ウォンの口座を持つケースもある。国会政務委員会の所属議員が金融監督院から入手した資料の内容を明らかにした。　　　◇韓国の国際競争力１５位　１４０カ国・地域比較　企画財政部によると、世界経済フォーラム（ＷＥＦ）が１７日発表した２０１８年版の国際競争力ランキングで、韓国は１４０カ国・地域中１５位となった。昨年は２６位だったが、今年とは評価方法が異なる。今年と同じように評価すると昨年は１７位で、そこから今年は２ランクアップしたことになる。