南北軍事境界線がある板門店で、板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化に向けた3者協議体の初会合が開催された(国防部提供)=(聯合ニュース)
南北軍事境界線がある板門店で、板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化に向けた3者協議体の初会合が開催された(国防部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮、在韓国連軍司令部は16日午前10時から午後1時15分まで、南北軍事境界線がある板門店で共同警備区域(JSA)の非武装化に向けた3者協議体の初会合を開催した。韓国国防部が明らかにした。 会合には韓国国防部のチョ・ヨングン北朝鮮政策課長、北朝鮮のオム・チャンナム大佐、国連軍司令部軍事停戦委員会のハミルトン大佐をはじめ、それぞれ3人ずつ出席した。会合は非公開で行われた。 国防部は「今回の会合で10月1日から進行中である板門店の共同警備区域での地雷撤去作業の推進事項を点検した」とし、「火器および見張り所(GP)の撤収、警備人員の縮小、監視装備の調整など、今後履行しなければならない非武装化措置に関する実務的問題を協議した」と説明した。 また「今後追加的に3者協議体の会合を通じ非武装化措置の履行策や相互の検証手続きを進めていくことにした」と伝えた。 会合では今月1日から始まり、同20日に終了するJSAの地雷撤去作業の推進状況も点検した。 北朝鮮側はJSAの北側地域で約5発の地雷を撤去したとされる。。南北と在韓国連軍司令部は地雷撤去が完了してから5日以内に見張り所の兵力と火器を撤収しなければならない。  会合では兵力と火器の撤収問題も主な議題として扱われたようだ。今後、JSA内の北側GP5カ所と韓国側GP4カ所が撤収されるが、JSAの端にある「帰らざる橋」に近い北朝鮮側のGP1カ所と「徒歩の橋」から近い韓国側のGP1カ所は維持される予定だ。 非武装化が終われば、JSAは南北軍のそれぞれ35人が共同で警備することになる。
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