韓国外交部の当局者によると、韓国は同部の張元三(チャン・ウォンサム)韓米防衛費分担交渉代表、米国は国務省のティモシー・ベッツ防衛費分担交渉代表がそれぞれ首席代表として出席する。
協議は2日間の予定だが、必要な場合は延長し、経費の総額や期間、執行の透明性向上などを争点に、大詰めの協議を行うとみられる。
韓国側の負担金は在韓米軍で勤務する韓国人の人件費、米軍基地内の施設建設費、軍需支援費などの名目で使用されている。
在韓米軍地位協定(SOFA)は韓国が施設と敷地を無償で米国に提供し、米国は在韓米軍の維持に必要な全ての経費を負担すると定めている。ただ、両国は在韓米軍駐留経費負担に関する特別協定(SMA)を締結し、1990年代以降は米国が負担すべき在韓米軍維持費用の一部を韓国が負担してきた。負担額は年々増加傾向にあり、今年は9602億ウォン(約946億円)に上っている。
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