「THE FACESHOP」が有名ブランド3社のデザイン類似か?ルイ・ヴィトンが訴訟で一部勝訴=韓国
「THE FACESHOP」が有名ブランド3社のデザイン類似か?ルイ・ヴィトンが訴訟で一部勝訴=韓国
ブランドのデザインと類似したデザインを使用し製品を生産・販売した韓国のコスメブランド「THE FACESHOP」を相手にルイ・ヴィトンが起こした訴訟で、裁判所は不正競争防止および営業秘密保護に関する法律(不正競争防止法
)が決めた不正競争行為に該当するとし、賠償責任があると判断した。

 ソウル中央地裁は、ルイ・ヴィトン側が「THE FACESHOP」を相手に起こした不正競争行為禁止など請求訴訟で、原告一部勝訴の判決を下したと9日、明らかにした。

 これを前に、「THE FACESHOP」は去る2016年4月から11月まで「My Other Bag」とコラボレーションし、クッションファンデーション9万8000個を生産、販売していた。

 ルイ・ヴィトンは同年12月、「THE FACESHOP X My Other Bagが、類似したデザインを使用し、製品を販売した行為は、不正競争防止法が決めた不正競争行為に該当する」とし、「営業上の利益侵害による損害と、名声・信用棄損による損害を賠償する義務がある」とし、THE FACESHOPを相手に2億ウォン(約2000万円)相当の訴訟を提起していた。

 この訴訟で裁判所は「THE FACESHOPが、国内で広く認識されたルイ・ヴィトンの商品デザインを製品に使用した事実は認められる」としながらも、「消費者がルイ・ヴィトン製品と同一の出処と混同する懸念は考えにくい」と判断。ルイ・ヴィトンの名声・信用程度およびブランド価値、ルイ・ヴィトンの営業規模、識別力・名声の損傷程度、実際の被害規模、悪意性の程度などを考慮し、損害賠償額は5000万ウォン(約500万円)と決定した。


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