韓国プロサッカー連盟、“八百長拒否”現役選手に褒賞金を準備(提供:OSEN)
韓国プロサッカー連盟、“八百長拒否”現役選手に褒賞金を準備(提供:OSEN)
韓国のプロサッカー連盟が八百長を断りすぐに申告した牙山(アサン)ムグンファ(警察庁)のイ・ハンセムに褒賞金を贈る。

 連盟は16日、ソウル鍾路区(チョンノグ)サッカー会館で会見を開き、八百長を断りプロスポーツの価値を守ったイ・ハンセムに対する褒賞が議論中だと明らかにした。

 イ・ハンセムはことし9月20日、先輩であるチャン・ハクヨンから八百長をもちかけられた。話を交わしたイ・ハンセムはすぐにクラブと連盟に申告し、チャン・ハクヨンを逮捕した。

 連盟関係者は「ハン・ハクヨンがアサンの宿舎を訪ねて来て連絡し、八百長を勧誘した。イ・ハンセムの正しい対処で逮捕できた。2011年、八百長騒動でリーグが揺れたため、徹底して教育をおこなっている。その効果が出たようでうれしい」と伝えた。

 イ・ハンセムの正しい対処で韓国サッカーを脅かす黒い手を防ぐことができた。連盟関係者は「おそらく義警次元でイ・ハンセムに褒賞休暇が出ると思う」と説明した。

 一方、連盟次元でもイ・ハンセムに対する褒賞を準備している。連盟関係者は「賞罰委員会にイ・ハンセムの褒賞を申し入れた。連盟規定に褒賞金に関する規定がある」と述べた。

 続けて「今回のケースが知られれば、八百長ブローカーらにも影響を及ぼすものとみている。選手たちの自浄作用を見たブローカーらがサッカー界を手を出してはいけないと考えるかもしれない。八百長を根絶するケースとなることを願う」と付け加えた。



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