PK失敗のソン・フンミン、ウルグアイ戦勝利も笑顔なし 「個人的に反省すべき試合」

サッカー韓国代表のエース＝ソン・フンミン（26）が、強豪ウルグアイに勝利したものの笑顔はなかった。「誇らしい」という言葉でFIFAランキング5位＝ウルグアイに勝利した喜びを表現しながらも、自身のプレーについては「反省しなければ」と冷静に語った。

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　パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表は12日、ソウルワールドカップ競技場で開かれたウルグアイとの親善試合で、2-1で勝利を収めた。韓国代表は後半20分にファン・ウィジョの先制ゴール、後半34分にチョン・ウヨンの決勝ゴールで勝利。ベント監督の就任後、3試合で2勝1分けを記録した。

　試合後、ミックスゾーンに姿をみせたソン・フンミンは「多くのサポーターの前で強豪チームと試合をし、うれしかった。チームとしては、結果と内容に満足している。誇らしい。しかし、個人的には反省すべきだと思っている」と心境を明かした。

　この日、ソン・フンミンはGKに阻まれPKを失敗。9月のコスタリカ戦でも、ソン・フンミンはPKを外している。

　これにソン・フンミンは「僕がうまく（ボールを）蹴れなかった。GKが防ぎやすいコースに蹴ってしまった。こんなふうに言ってよいのかわからないが、ムカつく。幸いなことに、僕がミスをするたびに（イ）ジェソンや（ファン）ウィジョがゴールを決めて助けてくれるが、僕としてはプライドが傷ついていく」と自身のミスを責め、落胆の表情をみせた。

　しかし、「勝利ほど良いものはない」と前を向いたソン・フンミンは、「最後は必ず勝利で飾りたい。ことしは僕にとって、本当にたくさんのことがあった。ワールドカップにアジア大会、そして代表チームの試合が続いているが、最後まで良い雰囲気を続けていきたい」と覚悟を明かした。