北「朝鮮貿易」ウェブサイトを開設＝対外投資を広報へ

北朝鮮が、対外投資誘致および広報目的のウェブサイト「朝鮮貿易」を開設したことが15日、確認された。

　北朝鮮は、このウェブサイトを通して北朝鮮との貿易で知るべき法律や法規、投資対象などを紹介している。対北制裁の局面にも関わらず、ことし4月、新たに設定した戦略路線である「経済建設」に沿った措置とみられる。

　ウェブサイトで、北朝鮮は元山（ウォンサン）－金剛山（クムガンサン）国際観光地帯のホテル・発電所・鉄道・レストラン・便宜施設など14か所の投資対象を詳細に紹介した。

　なお、「朝鮮の貿易」ホームページに公開された内容は、北朝鮮当局がこれまで宣伝媒体などを通して公開した内容と大きく変更された点はなかった。