同シンポジウムは西太平洋地域の海軍の安保協力を目的に、1988年から隔年で開催されている。韓国が議長国を務めるのは、国内で国際観艦式が開かれた1998年と2008年に続き今年が3度目となる。
シンポジウムには米国、日本、中国、ロシアなど46カ国・地域の海軍代表150人余りが出席した。日本は旭日旗(自衛隊旗)掲揚問題で前日に行われた観艦式の海上パレードへの艦艇派遣を取りやめたが、シンポジウムには海上自衛隊トップの村川豊・海上幕僚長を代表として派遣した。
参加国は、大規模自然災害に備えた対応指針や安全な航海のための海上衝突予防規則を中心に、国境を越えた脅威への共同対応策や海上安全策を協議した。
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