資料によると、北朝鮮の鉱物資源の市場価格は2017年基準で約3795兆ウォン(約370兆円)規模で、韓国(248兆ウォン)の約15倍。北朝鮮には国土の約80%に鉱物資源があり、マグネサイト(60億トン、埋蔵量世界3位)、黒鉛(200万トン、世界6位)、鉄鋼石50億トンなどが埋蔵されていると推定される。
また、基礎材料である鉄の場合、韓国が輸入量の25%を北朝鮮から調達すれば260年間にわたり供給を安定させることができ、金は5585年間、新素材として注目されるグラフェンの原材料である鱗片(りんぺん)状黒鉛は339年間、安定的な供給が可能という。
朴氏は「鉱物資源と関連し、外国企業が北と締結した投資契約は40件で、このうち35件が中国である一方、韓国は2000年の南北首脳会談以降、北の鉱山の現地調査を始めたが(対北朝鮮制裁措置の)5・24措置により10年以降は調査を中断している」と指摘した。
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