没後30年・李方子妃をモデルにした衝撃の舞台が再演決定!オペラ「ザ・ラストクイーン」大阪で初上演(オフィシャル)
没後30年・李方子妃をモデルにした衝撃の舞台が再演決定!オペラ「ザ・ラストクイーン」大阪で初上演(オフィシャル)
2019年3月10日、平成最後を飾る特別公演として衝撃の話題作・オペラ「ザ・ラストクイーン 朝鮮王朝最後の皇太子妃」が大阪で初上演される。

 オペラの主人公は李方子(りまさこ)。日本の皇族に生まれ、のちの昭和天皇のお妃候補とも言われたが、五百年続いた朝鮮王朝最後の皇太子・李垠の元へ嫁いだ。歴史のうねりの中で激動の人生を歩んだが、晩年は韓国で福祉活動に身を捧げた。死去した時は王様に劣らぬ葬列で見送られ、今でも 「韓国の母」として知られている。

 オペラの企画制作は、世界の舞台で活躍する在日コリアン二世のオペラ歌手・田月仙(チョン・ウォルソン)。日本、韓国、北朝鮮の三カ国の首脳の前で独唱した唯一の歌手であり、歌で日本と朝鮮半島をつないできた第一人者。2015年には「外務大臣表彰」も受賞した。

 オペラを制作するために、李方子の足跡をたどり、生前の姿を知る関係者のインタビューや、膨大な資料などを得た。それを元にオリジナルの創作オペラを制作。2015年に日韓国交正常化50周年特別企画として新国立劇場で初演、2016年には「文化庁芸術祭参加公演」として再演。劇場は、満員の観客の感涙に包まれた。

 オペラ上演後、李垠や方子をよく知る人たちから、貴重な写真やゆかりの品、情報が寄せられ、大阪との関わりがより克明になった。2019年、平成が終わる日は、偶然にも李方子没後30年目の命日。かつてふたりが暮らした偕行社大阪の跡地にあるドーンセンターホールで、一日限りの特別公演が開催される。


オペラ「ザ・ラストクイーン」-朝鮮王朝最後の皇太子妃-
日時:2019年3月10日 開演14時・17時 
場所 ドーンセンターホール(大手前)
後援 外務省 韓国大使館 大阪府 ほか



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