サムスンまた最高益更新も漂う危機感 今後の成長は不透明=7〜9月

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サムスンまた最高益更新も漂う危機感 今後の成長は不透明=7〜9月
サムスンまた最高益更新も漂う危機感 今後の成長は不透明=7〜9月
四半期別で過去最高益をあげたサムスン電子(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が5日発表した7〜9月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は17兆5000億ウォン(約1兆7610億円)と過去最高記録を更新した。半導体事業の成長が堅調なため。だが、好業績にもかかわらず、同社を取り巻く状況には不透明感が漂う。

 7〜9月期の営業利益は前年同期比20.4%、前期比17.7%、それぞれ増加し、1〜3月期(15兆6400億ウォン)の過去最高も抜いた。証券各社の予想平均(17兆1669億ウォン)も上回った。

 売上高は前年同期比4.8%増、前期比11.2%増の65兆ウォンと集計された。過去最高を記録した2017年10〜12月期(65兆9800億ウォン)に次ぐ大きさ。

 売上高に対する営業利益の比率を示す営業利益率は26.9%で、1〜3月期(25.8%)を抜いて過去最高となった。

 この日、事業部門別の業績は発表されなかったが、主力の半導体事業部門の営業利益は約13兆5000億ウォンに上ったとみられる。13兆ウォンを超えたとすれば初めてのことで、前期に続き過去最高の更新となる。昨年末から、半導体メモリー市場は頭打ちと言われる中でも、サムスン電子の半導体事業部門は11四半期連続で利益を伸ばしている。一方で、会社全体の営業利益の8割近くを占めることから、「半導体頼み」が深刻と指摘される。収益構造面のもろさといえる。

 スマートフォン(スマホ)事業を主体とするITモバイル(IM)部門は今年、フラッグシップスマホ「ギャラクシーS9」「ギャラクシーノート9」を発売したが、期待ほどの売れ行きではない。7〜9月期の営業利益は2兆ウォン台前半にとどまり、前期をやや下回ったとみられる。

 半導体と共にデバイス・ソリューション(DS)部門を構成するディスプレー事業の営業利益は1兆ウォン程度、消費者家電(CE)部門は6000億ウォン前後と推定される。

 サムスン電子の業績は、10〜12月期に勢いがやや衰えると予想される。

 半導体メモリーの価格が最近下落に転じており、年末にDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)とNAND型フラッシュメモリーの出荷量の増勢が鈍化する見通しのため。世界的な貿易摩擦や中国メーカーの台頭なども影響しそうだ。

 それでも通期は売上高250兆ウォン、営業利益65兆ウォン前後と、そろって過去最高を塗り替えることが有望視される。さらに2019年と20年の業績も、大幅ではないとしても成長が続くとの見方が多い。

 こうした業績に対する楽観的な見方にもかかわらず、サムスン電子の社内では危機感が和らぐ気配がない。財界関係者によると、朴槿恵(パク・クネ)前大統領側への贈賄罪などに問われた李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は施行猶予付き判決で今年2月に釈放された後、経営に復帰し新事業開拓へ奔走するが、最高裁判決を控える中での活動には制約がある。

2018年10月5日11時2分配信 (C)YONHAP NEWS

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