韓国　けさのニュース（１０月５日）

◇サムスン電子の７～９月営業益　過去最高更新 　韓国のサムスン電子が５日発表した７～９月期の連結決算（速報値）によると、本業のもうけを示す営業利益は１７兆５０００億ウォン（約１兆７６１０億円）で、前年同期比２０．４%増加した。前期比も１７．７%増。１～３月期（１５兆６４００億ウォン）の過去最高を大きく上回り、記録を更新した。半導体事業部門の好調が追い風となった。◇きょう李明博元大統領の一審判決　本人は欠席の意向　大統領在任期間（２００８～１３年）などに多額の賄賂を受け取ったとして収賄罪などに問われた元大統領、李明博（イ・ミョンバク）被告の一審判決公判が５日午後、ソウル中央地裁で開かれ、その模様がテレビで生中継される。李被告はこれに反発し、判決公判を欠席する意向を明らかにしている。公判では、自動車部品会社「ダース」の実質的な所有者が李被告と認定されるかどうかが注目される。◇南北首脳宣言から１１年　平壌で初の共同記念行事　韓国と北朝鮮は北朝鮮・平壌で、２００７年の南北首脳宣言（１０・４宣言）の１１周年記念共同行事「１０・４　１１周年民族統一大会」を開催する。韓国からは与党「共に民主党」の李海チャン（イ・ヘチャン）代表や趙明均（チョ・ミョンギュン）統一部長官ら共同代表が率いる、約１６０人の訪朝団が出席する予定だ。当時の盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領と北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記が１０・４宣言を採択して以降、南北が同宣言を記念する共同行事を開くのは初めて。訪朝団には盧元大統領の長男の盧建昊（ノ・ゴンホ）氏も加わっている。◇韓国ロッテ会長きょう控訴審判決　収監続くか　朴槿恵（パク・クネ）前大統領らへの贈賄罪により一審で実刑判決を言い渡され、収監中のロッテグループの辛東彬（シン・ドンビン、日本名:重光昭夫）会長の控訴審判決公判がソウル高裁で開かれる。８月に開かれた朴被告の控訴審判決公判で高裁は収賄罪について有罪と認定しており、辛被告の贈賄罪が認められれば実刑判決が下され、収監が続く可能性が高くなる。◇新型ｉＰｈｏｎｅ　米紙評価でギャラクシーに届かず　米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」は、９月に発売された米アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）ＸＳ」と「ｉＰｈｏｎｅＸＳ　ＭＡＸ」に対し、サムスン電子の「ギャラクシーノート９」より低い評価を付けた。ｉＰｈｏｎｅＸＳシリーズは、バッテリーの持続時間や充電時間、落下テストでの耐久度についてギャラクシーに比べ劣っているとの評価を受けた。