演説する文大統領=1日、ソウル(聯合ニュース)
演説する文大統領=1日、ソウル(聯合ニュース)
◇文大統領「力があってこそ平和持続」 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、「国軍の日」を迎え、青瓦台(大統領府)の迎賓館で開いた昼食会で演説し、「今われわれは朝鮮半島の恒久的な平和と繁栄に向けた大きな旅を始めた」と語った。その上で、「われわれが進む道は誰も進んだことのない道であり、どのような困難があるか予想が難しいため、いつになく国防が重要だ。われわれに力があり、われわれを守ることができるという自信があるとき平和を持続させることができる」と述べた。◇韓国外相「米国、北非核化に向け相応の措置を」 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は1日の国会答弁で、北朝鮮の非核化と関連し「ある時点で北の核・ミサイル関連施設の申告が行われるべきだが、それまでは米国が北に対し相応の措置を取り、北が安心して非核化措置に取り組めるようにすべきだ」との見解を示した。◇在韓米軍の駐留費負担 総額・期間など一括交渉へ=韓国当局者 韓国と米国が話し合っている2019年以降の在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)に関して、両国が負担額、有効期限、毎年の増加率などを一括で交渉していることが分かった。外交部の当局者が、1日の会見で伝えた。この当局者は「(駐留経費負担の)総額、有効期限、年増加率、制度改善など主要な争点に関し、双方の立場を調整するためにパッケージ方式で交渉を進めている」と明らかにした。◇アスリート・芸術家の兵役特例制度 公平性巡る問題で改善へ=韓国 韓国でジャカルタ・アジア大会の際に問題となったアスリートや芸術家に対する兵役特例制度の改善を検討する兵務庁・文化体育観光部によるタスクフォース(作業部会)が1日、発足した。タスクフォースの活動期間は1年。タスクフォースがまとめた制度改善案を、国防部が法制化する方針だ。
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