国会で答弁する康長官(左)=1日、ソウル(聯合ニュース)
国会で答弁する康長官(左)=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は1日の国会答弁で、北朝鮮の非核化と関連し「ある時点で北の核・ミサイル関連施設の申告が行われるべきだが、それまでは米国が北に対し相応の措置を取り、北が安心して非核化措置に取り組めるようにすべきだ」との見解を示した。

 また、北朝鮮が求めているのは体制の安全であるため非核化は体制保証と同時並行で進められなければならない状況だと述べた。

 康氏は「今は不信感が問題であるため、信頼構築のための措置を取るべきだ。非核化のロードマップについては韓米が緊密に協議している」と説明した。

 今後の朝米(米朝)交渉については、朝米連絡事務所の設置も議題になり得るとの見方を示した上で、「双方の合意により(連絡事務所設置が)実現すれば、意味ある信頼構築措置となり、非核化や朝米関係改善の大きな里程標になるだろう」と述べた。


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