自衛隊艦艇の旭日旗(資料写真)=(聯合ニュース)
自衛隊艦艇の旭日旗(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の海軍関係者は30日、済州島で来月に開かれる国際観艦式に参加する日本の海上自衛隊が旭日旗を掲揚する問題について、「日本側と引き続き協議する」との立場を明らかにした。 自衛艦旗として使用されている旭日旗は旧日本軍で使われ、韓国では侵略戦争や軍国主義の象徴として多くの国民が強い反感を持っている。 韓国海軍は国際観艦式の海上パレードに参加する日本など15カ国に対し、自国の国旗と開催国の韓国の国旗(太極旗)を掲揚するよう通知したことを明らかにしている。 同関係者は「海上パレードに参加する15カ国の艦艇は自国の国旗と太極旗を掲げるという立場に変わりはない」と説明。「日本の海上自衛隊と別途に意思疎通するルートがあるため、そのルートを通じてわれわれの立場を引き続き伝える。日本側もわれわれの要請と立場を理解するとみている」と述べた。 ただ、小野寺五典防衛相は旭日旗を掲げる方針を明らかにし、韓国側の要請に応じない姿勢を示している。 韓国軍の関係者は「ほとんどは(韓国側の)要求に応じると思う。日本の艦艇も旭日旗を掲げて済州に入港しても海上パレードの際は(旭日旗を)降ろすと期待している」と述べた。
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