米国と南北の前・現職の当局者らが先週、スイスで接触していたことが確認され、北朝鮮は同席で米国の核の傘を代表的な敵視政策と指摘したと25日(現地時間)、米国の声(VOA)が報道した。(提供:news1)
米国と南北の前・現職の当局者らが先週、スイスで接触していたことが確認され、北朝鮮は同席で米国の核の傘を代表的な敵視政策と指摘したと25日(現地時間)、米国の声(VOA)が報道した。(提供:news1)
米国と南北の前・現職の当局者らが先週、スイスで接触していたことが確認され、北朝鮮は同席で米国の核の傘を代表的な敵視政策と指摘したと25日(現地時間)、米国の声(VOA)が報道した。

 米国防省の不拡散担当副次官補代行を務めたマーク・フィッツパトリック英国国際戦略問題研究(IISS)ワシントン事務所所長はこの日、VOAとの電話インタビューで去る17日から3日間開かれた半官半民会議に出席し、北朝鮮当局者と会談したと明らかにした。

 スイス政府とスイス・ジュネーブ安全保障政策センター(GCSP)の共同主催で開かれた今回の会議には米国と南北の他にも中国、ロシア、日本の高官が出席した。

 北朝鮮からは外務省米国担当高官4人が出席し、米国からは前高官と専門家3人が、韓国と中国、日本の高官10人あまりとロシアの学者1人が今回の会談に出席した。

 各国の代表らは朝鮮半島非核化に対する北朝鮮の認識を把握しようとしていたことが伝えられた。

 北朝鮮当局者と対話を交わしたフィッツパトリック所長は「北朝鮮が言う非核化は米国が韓国に提供する核の傘除去を意味するものとみられる」と述べた、とVOAは伝えた。会談に出席した北朝鮮代表のうち1人が核の傘を米国の敵視政策と朝鮮半島非核化と関連付けて言及したという。

 フィッツパトリック所長は北朝鮮が言おうとすることをそのように見るが、北朝鮮がそのような主張を公式的にはっきりとしたものではないと付け加えた。



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