南北共同連絡事務所(資料写真)=(聯合ニュース)
南北共同連絡事務所(資料写真)=(聯合ニュース)
◇南北連絡事務所 きょう開所 4月27日に南北首脳が署名した板門店宣言の主要事項の一つ、南北共同連絡事務所が14日午前、北朝鮮南西部の開城工業団地で開所式を迎える。連絡事務所には南北の当局者が常駐し、24時間協議できる体制となる。南北の意思疎通に転機をもたらすと期待される。◇北IT労働者の外貨稼ぎ阻止へ 米が1個人と中ロの2社を制裁対象に 米財務省は13日(現地時間)、北朝鮮国籍の1個人と、中国に拠点を置くIT会社1社、その関係会社でロシア所在の1社に対する独自制裁に踏み切った。北朝鮮はIT分野の労働者を海外で関連産業に従事させ、核・ミサイル開発の資金源を得ているとされる。米政府は6日にも、北朝鮮の政府や朝鮮労働党の指示で複数のサイバー攻撃に関与したとして北朝鮮のハッカー1人を訴追したばかりだ。◇WHO専門家「韓国のMERS、拡散リスク低い」 世界保健機関(WHO)は13日(現地時間)、先ごろ韓国から報告された中東呼吸器症候群(MERS)感染に関し、現段階で拡散のリスクは低いとの見解を示した。WHOの担当者はスイス・ジュネーブの本部で聯合ニュースのインタビューに応じ、「MERS感染が確認された後、韓国はとても良く対応した」としながら、「拡散リスクゼロとはいえないが、可能性は大変低い」と述べた。韓国でMERS感染が確認されたのは約3年ぶり。患者はソウル在住の男性で、8月中旬からクウェートに出張し、今月7日に帰国した。◇米政府が韓国への軍事装備販売を承認 哨戒機ポセイドンなど 米国防総省の国防安全保障協力局(DSCA)は13日(現地時間)、「国務省が韓国政府に対する対潜哨戒機P8Aポセイドンと地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の販売承認を決定した」と発表した。米議会に報告されたという。米国の有償軍事援助(FMS)として、P8Aポセイドン6機が21億ドル(約2350億円)、パトリオット64基が5億100万ドルの総額約26億ドルで販売される。
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